AQUA TOURISM
NEWS
2022/06/03
お知らせ
今年もイタセンパラ保護池でイタセンパラの赤ちゃんが誕生しました!6月3日(金)からひみラボ水族館で「イタセンパラの赤ちゃん」の展示を実施しています。小さなイタセンパラを是非ともご覧ください!
2022/04/20
ひみラボ水族館で展示している川の生き物のイラストを描いた缶バッジのガチャガチャを新設しました!缶バッジは全部で24種類。イタセンパラも入っていますので、是非とも挑戦してみてください。シークレットもあります。
ひみラボ水族館やイタセンパラのナレーションをガンダムWのヒイロ・ユイ、スラムダンクの流川楓、ふしぎ遊戯の鬼宿(たまほめ)でおなじみの緑川光さんにお願いしました。イタセンパラや氷見の淡水魚についての解説をとてもわかりやすく聞くことができるようになりました。
2022/04/16
活動報告
氷見市では、イタセンパラが卵を産む貝として「イシガイ」が知られています。氷見市の十二町地区のため池には「タガイ」という二枚貝が生息しています。今年はイタセンパラが産卵に「タガイ」を使うのか?について調査を開始しました。
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ITASENPARA
イタセンパラとは、コイ科タナゴ亜科タナゴ属に分類される国指定天然記念物の淡水魚です。生息地は、氷見市の一部河川・大阪府の淀川水系・愛知県の濃尾平野に限られ、個体数が減少しており現在は絶滅危惧種に認定されています。
HABITAT
LIFE
REASON
なぜ、氷見市で多くのイタセンパラが生息できるのでしょうか?その理由には、イタセンパラの生態と氷見の農業と地元の暮らしが大きくかかわっています。
万尾川の水を田んぼに使う
実った稲と万尾川
期間:春〜夏
春〜夏の川が深い様子
イタセンパラの稚魚
イタセンパラの産卵期となる秋には、田んぼに水を引く必要がないため、万尾川は約30cmと浅くなります。30cm前後の深さになることで、サギやオオクチバスの侵入を防ぎ、安全に卵を産むことができるのです。
期間:秋〜冬
秋に川が浅くなった様子
イタセンパラの成魚
イタセンパラ生息河川は多くの水田が維持しており、地域住民の稲作により、イタセンパラや二枚貝の生息環境が維持されています。つまり、地元の人々の農業と暮らしが、イタセンパラの保護に繋がっています。
氷見イタセンパラアクアツーリズムとは、イタセンパラの生態や生息環境の理解を通じて、氷見の農業や暮らしの豊かさを再認識することを目指した新しいツーリズムです。
PROTECT
氷見の農業を守ることがイタセンパラの生息環境の保全につながります。
万尾川でのイタセンパラ調査を体験してみませんか?登録者にはピンバッジをお渡しします。
氷見市ふるさと応援寄付金(ふるさと納税)では、寄付金の使い道に「豊かな自然環境の保全」をお選びいただけます。みなさまのご寄付がイタセンパラ保護につながります。お礼の品には「氷見の寒ブリ」「お刺身」「氷見うどん」などがあります。
「♯氷見イタセンパラアクアツーリズム」をつけてSNSに投稿して仲間をみつけよう。
登録者バッジ
FOOD CULTURE
OBSERVATION
平成15年度からイタセンパラの繁殖に取り組んでいます。今では毎年2000個体の稚魚が確認できるようになっています。保護池では無農薬のお米(イタセンパラ米)を栽培し、収穫されたお米はひみラボ水族館で白米やポン菓子として販売されています。
HIMI-RABO
イタセンパラをはじめとして、地域の自然や身近な淡水魚を見ることで、自然に対する興味関心を高めてもらうことを目的とした「地域密着型水族館」です。氷見の川に生息する淡水魚やミニブタのえさやり体験ができます。
ひみラボ水族館HPはこちら
開館時間 : 10時~15時30分休館日 : 月曜日(祝日の場合は翌日休館)・冬季休館(年末から3月19日まで)入館料 : 無料
AQUATIC LIFE
イタセンパラとミナミアカヒレタビラはそれぞれ法律や条例により許可なく捕獲することが禁止されています。また、オオクチバスも生きたままの個体の移動は法律により禁止されています。