2022.08.30

活動報告

「雑穀サミット in にし阿波」に参加しました

                   三好市東祖谷の落合集落

 8月29日(月)~30日(火)に徳島県三好市ほか周辺地域で雑穀の理解を深めて世界農業遺産認定地域の持続ある未来を考える「雑穀サミット in にし阿波」が開催されました。

 「にし阿波」地域は急斜面が多く水捌けがよいため、稲作栽培が難しく、古くから雑穀をはじめ多種多様の作物が栽培されてきました。

 「雑穀サミット in にし阿波」では、地域の食料保障の象徴である雑穀の知識を深め、遺伝資源を守り、食文化と観光を含めた地域振興から持続ある地域の形成に向けた取組みを推進しており、基調講演やパネルディスカッションが行われました。

 また、同時開催された「J-GIAHS担当者会議」では、世界農業遺産認定地域と日本農業遺産認定地域が意見・情報交換などを図り、連携を深めました。

 30日のエクスカーションでは、日本三大秘境の奥祖谷で行われている雑穀栽培の保全活動と農業文化を見学し、地域の景勝地、多種多様の農産物生産現場、さらには6次産業化や交流事業の取組みを学びました。