2022.11.26

活動報告

日本農業遺産シンポジウム~日本農業遺産を活用した地域の元気づくり~開催

 日本農業遺産シンポジウム~日本農業遺産を活用した地域の元気づくり~が漁業文化交流センターで開催され、漁業者や氷見高校生、市民など約70人が参加しました。

 はじめに「氷見農業遺産絵画コンクール」の表彰式が行われ、林会長から児童たちに賞状と記念品が贈呈されました。

 学習発表では、灘浦小学校6年生5名が「定置網漁は氷見の宝物」と題して、氷見高等学校海洋科学科3年生3名が「廃棄ゼロ!持続可能な水産資源の利用を目指して」と題して、授業で学んだことなどを発表しました。

 基調講演では、東海大学海洋学部の石川智士教授が「地域資源を地域で生かす」と題して、国内外での事例などについて紹介しました。

  また、パネルディスカッションでは、今年7月に「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」で世界農業遺産に認定された滋賀県琵琶湖地域からフィッシャーアーキテクト代表 駒井健也氏がリモートで参加し、株式会社北三陸ファクトリー代表取締役CEO 下苧坪之典氏、氷見栽培漁業センター所長 飯田直樹氏、東京海洋大学名誉教授 馬場治氏らとともに各地域の取り組みや今後の抱負などについて話し合い、参加者は農業遺産についての理解を深め、その活用について考えました。